【医療の職業研究シリーズ】看護師になるには?仕事内容って?

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2024.02.06

医療のコラム看護学科

【医療の職業研究シリーズ】看護師になるには?仕事内容って?

看護師とは、厚生労働大臣が認定する国家資格。医療を最前線でサポートし、患者様の心と体をケアする専門職です。

今回は、「看護師になるにはどうしたらいいの?」「看護師の仕事内容、1日の流れって?」…”なりたい”を叶える、とっておきの情報をお伝えします。

看護師とは?

患者様の日常生活を助け、支える―
医師の診察や治療の補助を通じて、人々の健康を守る、『患者様の心と体をケアする専門職』です。
様々な症状に対する適切な看護技術はもちろん、メンタル面のケアも行うため、患者様の体だけではなく、心も支える看護が求められます。

国家資格であることから、一度取得すれば、全国どこでも「看護師資格」ひとつで働く場所は、無限大。
一生役に立つ資格として人気を集め、国家資格ひとつで自分のライフステージに合わせて働けることも魅力です。

「看護師」と「准看護師」の違いって?

看護師には、「正看護師」と「准看護師」の2種類があります。

【看護師】は、国家資格の厚生労働大臣の免許となり、【准看護師】は都道府県知事の免許となり、看護師と比べると資格取得までの難易度が低いという特徴があります。

行う業務の範囲は、看護師とほぼ変わりませんが、准看護師は【看護師】のように、自己判断で業務を行うことができず、医師や歯科医師、看護師の指示を受けて業務を行うこととなります。

看護師の仕事内容って?

点滴や注射、食事や入浴などの介助、体温・血圧・脈拍測定など、幅広い業務に携わります。
どの業務も、患者様の命にもかかわるため、責任感を持ち行う必要があります。

患者様が安心して治療を受けられるように、患者様に寄り添い接すること、悩みなどのお話しを聞くことも仕事の1つとなります。
患者様の他に、ご家族に対して説明やご案内もしたり、聞き取りを行うこともあります。
様々な場面で生活サポートなども行うため、コミュニケーション能力活かす場面が多いのも、看護師の仕事の特徴です。

看護師の職場(活躍の場)って?

看護師の多くは、総合病院や個人医院、診療所で活躍されている方が多いです。
総合病院の場合、入院患者の看護を24時間体制で行うため、夜勤や休日出勤を含むシフト制を採ることが多いようです。
個人医院や診療所と比較すると、総合病院は忙しい傾向にありますが、専門的な知識や技術を習得できたり、給与が高いメリットもあります。

看護師のニーズは高く、どの病院もより多くの看護師を採用したいと考えているので、自分自身がどんな働き方をしたいのか、自分に合った環境を選ぶことができます。

看護師になるためには?

看護師になるためには、看護師免許が必要になります。
『看護師国家試験』に合格し、免許を取得することで看護師として働くことができます。

『看護師国家試験』は、「看護専門学校・養成所」や「短大」で3年以上学ぶか、「大学」の看護過程で4年以上学び、国家試験に合格するルートが一般的です。

また、3年以上業務に従事している准看護師、高校を卒業している准看護師で、看護学校において2年以上修業した人が国家試験を受け合格することで、看護師になることもできます。

看護師に必要な資格は…?

看護師として働くためには、国家資格に合格して「看護師」資格を得ることが必須です。
さらにキャリアアップしたい場合は、ベースとなる国家資格取得後に、助産師や保健師、養護教論への道を目指したり、認定看護師や専門看護師で専門性を高めたりすることも可能のため、就職後でも積み重ねられる専門性の高さも、看護師の魅力の一つと言えます。

一日の流れって?

環境により異なりますが、総合病院では入院患者を24時間体制で見守るため、2交代制や3交代制のシフト制を採っている病院が多いです。
日勤の場合は、朝8時~17時まで(途中1時間休憩をはさんで、8時間勤務)。
夜勤は、深夜労働時間帯(午後10時~午前5時)を含む勤務であり、準夜勤(16時~24時間半)と深夜勤(24時~8時半)があります。

交代制の勤務時間は以下のようになります。

【2交代制】
日勤:8時~17時(8時間勤務)
夜勤:16時30分~9時(16時間勤務・休憩2~3時間)

【3交代制】
日勤:8時~16時30分(8時間勤務)
準夜勤:16時~24時30分(8時間勤務)
夜勤:24時~8時30分(8時間勤務)

看護師の給料・年収は?

看護師の全国平均年収は、約510万円(令和4年賃金構造基本統計調査より)。
命に関わる責任があることや、国家資格が必要な仕事であることなどから、平均より高い収入を得ることができます。

また総合病院などの夜勤がある施設で働く看護師には、基本的には夜勤手当が支給されます。
施設により額は異なりますが、平均額は次のように発表されています。(2020年病院看護実態調査報告書より)

2交代制「11,286円」・3交代制(準夜勤)「4,154円」・3交代制(深夜勤)「5,122円」

夜勤回数の平均は、2交代制の病院では平均4回~6回、3交代制の病院では平均7回~9回のようです。


看護師のやりがいと魅力は?

人の命に関わる看護師の仕事は、大変な反面、達成感ややりがいのある職場です。
患者様はもちろんですが、患者様のご家族、共に働く医療従事者スタッフとの関わりも多いため、様々な場面でやりがいを感じることができます。

①患者様から感謝されたとき
…処置することはもちろんのこと、精神面でのケアに対して【ありがとう】と患者されたとき、やりがいを感じる看護師は少なくありません。
患者様やご家族からの感謝は、”やりがい”につながる大切なものではないでしょうか。

②患者様の状態が改善する姿が見られたとき
…関わった患者様の状態が改善したり、病状が回復して退院する姿を見ると、やりがいを感じられます。

③患者様とご家族に安心感を与えられたとき
…看護師がケアをするのは、病気やケガをしている患者様本人だけではありません。
ご家族に対しても気持ちに寄り添い精神的なケアをします。
患者様・ご家族に寄り添い、安心感を持ってもらえたときは、達成感ややりがいを感じられることでしょう。

④【看護師資格=国家資格】を活かして長く働き続けることができる
…【国家資格】を取得している看護師は、この【国家資格】を活かして長く働き続けることができます。
国家資格ひとつで、働く場所は無限大・全国どこでも働くことができることも魅力のひとつです。
結婚や出産、育児のためにいったん仕事を離れても、国家資格を活かしていつでも復帰できます。

⑤就職後でも、キャリアアップ可能
…ベースとなる国家資格を取得していれば、助産師・保健師・訪問看護師・養護教論など、目指す方向は多岐に渡ります。
他にも、認定看護師や専門看護師で、専門性を高めたりすることも可能となり、キャリアアップも図れるため、やりがいを感じられるでしょう。

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